2021年1月の記録

何だったら許されているのかよくわからず家に篭っています。自分に、忍べ〜と思いつつ、なかなか飽きましたね。

出向で新しい職場のまったく知らない人の中、ポツンとしています。休みの日にでも友達とかと会って話して発散したいのだけど、それも叶わずただただ自宅で映画を見ています。

ギターを握り、ガレージバンドを打ち、映画を見て、本を読んで。悪いことじゃないけど、人となんか話しながらご飯食べたいな。

難しいので、皆さんの面白いおすすめあったら教えてほしいです。なので、ぼくが面白かったものを紹介します。 

今月読んだ本　

①「中近東政治入門」末近浩太　

だいたいオスマントルコ帝国の崩壊辺りから、今現在の中近東の問題を取り扱いまとめている。めちゃくちゃわかりやすい。 国家、独裁、紛争、石油、宗教という５つのテーマに沿って、普遍的な「国際政治学の観点」と「中近東カルチュアルスタディーズの観点」とを交差しながら説明。そのため、一冊読み終わると、中近東だけでなく国際政治学を学ぶための基本的な姿勢も身についている（気になれる）。 どんな本もそうだけど全暗記は難しいですが、映画や漫画、本を読むのにめちゃくちゃ参考になります。現に私は「ラッカは静かに虐殺されている」の映画を見るのにとても役立ちました。未来のアラブ人、アドルフに告ぐを読み直して、感動が凄かった。

②「教育格差 階層・地域・学歴 」松岡 亮二 

ずっと読みたいなと思っていたので、結構面白かった。著者の松岡さんとその周囲の頑張りで、やっといまこの問題の土台に乗れたのだ・・という感じ。 私は正直、受験勉強から逃げたズルイ人生なのでえらいことは言えないのですが、それでも愛おしい甥と姪を思い、ちょっと心にきました。

③「薬草まじない」エイモス・チュツオーラ

「やし酒飲み」が大好きなんですが、これやばい。すごいじっくり読んで、ずっと爆笑してた。

アフリカの呪術的なアイテムがたくさん出るけど、ストーリーの構造だけ見たら、騎士道物語みたい。

旅のお供が、主人公の「第１の心」「第２の心」「記憶力」「第2の最高神」。

主人公は判断に困ると、結構間違える「第１の心」といつも正しい「第２の心」に頼るんだけど、この2つが結構逃げてしまう。

そんななかで「アブノーマルな蹲踞の姿勢の男」とか「生まれながらにして死んだ赤ん坊族」とかと渡り合っていく・・・ もうめちゃ最高・・・。

ピーターフォークで「たもれ」という曲があって、歌詞に「チュツオーラ」というのが出てきます、何かを取り返すために遠くへ行く歌なのでこの歌詞にしました。

④「ノーベル賞で読む現代経済学 」トーマス・カリアー

とっつきやすく説明してくれる反面、シカゴ学派とかに結構辛辣。すこし偏った説明もあるなとは思う。 面白いん、ので、こういう解説本を読む時は自分の気持ちが同調しそうなところほど疑った方がいいですよね。 巻末に訳者あとがきで最近の受賞も説明してくれる。なんにせよ、結構ささっと読めるのはいい。

今月観た映画　（観た順）

特に面白かったのは

「ランボー」「ランボー最後の戦場」「Mr.Boo!」「ノーカントリー」「ゴジラ」「フラットライナーズ」「吸血鬼ゴケミドロ」「フィフィ大空をゆく」

1. ブリジットジョーンズの日記　
2. ゴッドファーザー１
3. フィフィ大空をゆく
4. 羅小黒戦記　僕が選ぶ未来
5. いちご白書
6. サテリコン
7. ブロンソン
8. ドライブ
9. すべてをあなたに
10. ツインピークス　ローラ・パーマ最期の７日間
11. ランボー
12. アパートの鍵貸します
13. 翔んで埼玉
14. Mr.Boo!
15. スノーピアサー
16. マリアンヌ
17. ランボー２　怒りの脱出
18. メンインブラック
19. 失われた週末
20. ランボー３　怒りのアフガン
21. ラッカは静かに虐殺されている
22. バロン
23. ランボー　最後の戦場
24. 吸血鬼ゴケミドロ
25. ビバリーヒルズコップ１
26. キャノンボール
27. フラットライナーズ（１９９０）
28. ジャズシンガー
29. ノーカントリー
30. 風前の灯
31. ゼロの未来
32. その男ヴァンダム
33. さよなら人類
34. ゴジラ
35. ラビッド・ドッグス

 みなさんの面白かった本や映画があったら教えてほしいです。生きます！